アトラシアン製品のバグ報告と機能リクエストをより適切に

アトラシアン製品のバグ報告および機能改善や追加リクエストの受付けおよびその後のコミュニケーション等に活用しているアトラシアン運営のJIRA、通称 JAC (jira.atlassian.com) のプロジェクトが、製品ごとだけではなく、サーバー・クラウド環境別に分岐しました。

JACって何?という方へ:
通称 JAC(ジャック)とは、アトラシアンが管理運営しているJIRA環境 jira.atlassian.com のことで、お客様が直接アトラシアン製品開発部に対して、バグ報告や機能改善・追加リクエストを行うことができるプラットフォームです。報告されたバグや各種機能リクエストは、すべて一般に公開され、検索が可能。同様の報告やリクエストがある場合は、既存の課題に「投票」することができるオープンな仕組みとなっています。
JACチケットの作成(要英語入力)は、日本語サポート窓口でも支援することが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

これまでJACでは、製品別にプロジェクトがあり、それぞれ課題タイプとしてバグや改善、機能リクエスト等を選択していただく方式でしたが、より適切にご報告やご要望をトラッキングするため、サーバーとクラウド環境別にプロジェクトが分けられました。

影響の範囲と変更点

この変更は JRA、JSD、JPO、JSW、CONFプロジェクトに適用され、既存のプロジェクトにある課題は、投票、ウォッチ、コメントおよびフィールドを含め、新たに作られたクラウドおよびサーバープロジェクトに下記の要領でコピーされます。

新プロジェクトへのコピー状況

ウォッチ中のチケットがある方への影響

例えば、CONF-123というチケットで報告されている不具合をウォッチしていたとして、該当の不具合がConfluenceサーバーおよびConfluence クラウド両方に影響がある場合、自動的にサーバーおよびクラウドプロジェクト、両方のバグチケット(例:CONFCLOUD-123とCONFSERVER-123)をウォッチすることになります。関心のある環境のチケットのみウォッチしたい場合は、下記の手順に従って設定を見直してください。

  1. ご自身のウォッチしているクラウドまたはサーバーチケットを確認する。
  2. サーバー版をご利用で、すべてのクラウド関連チケットのウォッチを外したい場合、こちらのクラウド課題フィルターを開いてください。
    クラウド版をご利用で、すべてのサーバー関連チケットのウォッチを外したい場合、こちらのサーバー課題フィルターを開いてください。
  3. 適切なフィルターページで、ツールをクリックし、一括変更: 全 x 件の課題を選択します。
  4. ウォッチを止めたい課題を選択し、次へをクリック。
  5.  課題のウォッチ中止を選択し、次へをクリック。
  6. 確認をクリックして、変更を確定します。

FAQ

Q: 課題が正しくクラウドもしくはサーバープロジェクトにコピーされていなかった場合はどうすれば良いでしょうか?
A: ウォッチしている課題が期待されるプラットフォームへコピーされていなかった場合、該当の課題のコメントにてその旨お知らせください。正しくコピーされなかった課題は、数週間のうちに修正できるように尽力いたします。

Q: 外部ソースからJACへリンクされている場合はどうなるのでしょうか?
A: 既存のJACへのリンクは、新しく作成された課題へリダイレクトされます。クラウドおよびサーバー両方のプロジェクトに課題がコピーされている場合、サーバー版の課題へリダイレクトされますが、課題の説明欄に、クラウド版の課題へのリンックが表示されます。

Q: 今後はどのようにバグや提案を作成すれば良いのでしょうか?
A: これまで同様、サポート窓口を通してバグ報告をあげることができます。また、JACで提案チケットを起票する場合、適切なCLOUDもしくはSERVERプロジェクトを選択するようにしてください。例)JIRA Service Desk クラウドに関する提案を作成する場合、JSDCLOUDプロジェクトを選択し「Suggestion」を課題タイプとして選択してください。


アトラシアンでは、各種不具合や機能リクエスト申請について日本語でご相談頂けるテクニカルサポート窓口をご用意しているほか、さまざまな日本語リソースを取り揃えております。ぜひご活用ください。

製品サポートと日本語リソース