Decision近年、競争の厳しさが増す IT 業界において、効果のある戦略的決断を迅速に下すことは、必要不可欠です。今回のブログでは、このような戦略的判断を下す際に、押さえておくべき 3 つのポイントをご紹介したいと思います。

 

“Single Source of Truth” (信頼できる唯一の情報源) の構築

まず何よりも意思決定者は、網羅的かつ信頼できる情報を素早く手に入れられることが大切です。例えば、案件のこれまでの経緯や要件から、競合製品の現状把握、チームの戦力など、判断材料は多岐に渡ります。しかし、そういった材料は、個人的に管理されている案件情報を含んだ Excel ファイルだったり、チームメンバー間でのメールだったりと、様々な場所に散在していることが多いのが現状です。これらをすべてかき集めるには、膨大な時間と人材を含めコストがかかってしまいます。

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“Single Source of Truth” (信頼できる唯一の情報源) は、関連したデータが彼方此方に保管されたり重複されることを防ぐための、正確な管理方法を意味します。ツールやシステムを導入・構築し、多岐にわたる組織の情報が一つの場所に集約される環境を作ることで、現状把握を隅々まで行えるだけでなく、チームに負担をかけずに最小限の時間で決断に必要な情報収集ができるようになります。

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チームの戦力向上と把握

ビジネスの速度は、日々加速するばかりです。明日、自社製品を超える機能を兼ねた新製品が他社からリリースされるようなことも起こり得ますそのような時に、ビジネスに対する要求が変わったとしても、不変なのは今あるチームです。したがって、自分のチームが変動的な要求に対して、どのくらいの速さで対応できるのかという見積もりを大まかに理解しておくことが、品質と納期を決めるヒントになり、また戦略的決断を成功に導く大きなキーになります。

もし、チームの戦力が不透明なままであると、顧客に提案した納期が間にわず、また無理なプロジェクト計画を投げられた開発チームもモチベーションが下がってしまうといった、残念な状態になってしまうこともあるでしょう。こういった状態を防ぐために、チームのプロジェクトに関する進捗がリアルタイムで、しかも、マネージャーと開発者がそれぞれが必要とする粒度で同じ情報がわかりやすく可視化されていることが大事です。そうすることで、チームとのコミュニケーションが向上するだけでなく、より正確な開発チームの現状とプロジェクトの進行具合がわかり、確信を持って意思決定をすることが可能になります。

また、優秀な開発者がより作業に集中できるように、チームにとって可用性の高い開発ツールやシステムが導入そして運用されていることも大切です。業務の最適化を行うことで、顧客により安定した品質とニーズに応えられる納期を提案できるようなります。

 

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JIRA では、レポート機能を利用して、プロジェクトの進捗や個人の成果度など様々なチャートを一瞬で簡単に作成することができます。

 

意思決定のフレーミング

意思決定というのは、ビジネスにおいて繰り返し行われているので、ある程度決断を下すまでに「何を知っておくべきなのか」「誰に何を聞いておくべきなのか」といった前提条件やその目的を定義し、焦点を当てておくことで、議論の脱線を防ぎ決断により早くたどり着くことができます。

このような、意思決定をする際のフレーミングをテンプレート文書として残しておけば、次回他の決断が必要とされる際に、今必要なことを、的確に、そして明確に設定し、他の意思決定者と正確に共有することができます。さらに、チームでこのような意思決定におけるノウハウを蓄積し、共有することで、個人だけでなく、組織として大きく成長できる価値のあるものになります。

図1

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図 2

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アトラシアンの Confluence では、「稟議書」のテンプレートを選ぶと、まず必要項目を入力画面に移ります。(図 1)  そして入力されたデータを元に文書を作成する機能があります。ユーザーは自分のニーズに合ったテンプレートを作成、追加することもできます。これを使うと、意思決定までの道のりを大幅に短縮することができます。また、@ を使ったメンション機能を使うと、文書を保存するとともに、メンションされたユーザーへ自動的にメール通知します。

 

ツールを使って実現する

以上に述べたような環境は、プロジェクト管理ツールやオンライン文書管理、チャットツールといった、様々なツールを使うことで実現することができます。しかし、最も重要なポイントは、それら個別の目的を持ったツールが連携して運用されているかどうかです。せっかくツールを使用してプロジェクト管理を行っていても、個々のツールに於ける情報の更新は手動で対応するとなるとツール間で進捗レポートに誤差が出てしまい、部門で使用しているツールによってプロジェクトに関する認識が違ったものになってしまいます。こういった認識違いが、最終的に直面する可能性のある不確実性を過小評価しまう結果になりかねません。

アトラシアンは、企画からデリバリーまで IT ビジネスに必要とされるすべてのツールを低価格で提供し、さらにそれらを簡単に連携することができます。それによって、各タスクの状況やプロジェクト全体の進捗をツールが自動的に管理してくれるため、各チームメンバーやリーダーは、プロジェクトを取り巻く状況を大きく俯瞰し、迅速な意思決定を下すことが可能です。また、製品ごとにクラウド版とサーバー版をを用意していますので、ニーズに合わせて運用が可能です。アトラシアン製品ついてより詳しい情報を得るには、是非弊社オフィスにて毎月開催しているソリューションセミナーにご参加下さい。アトラシアン製品のデモと共に、実際にチームにとってどのような環境構築が可能なのかをご紹介しております。皆様のご参加お待ちしております。

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About 犬山 奈穂

サンフランシスコで、米企業でエンジニアとして勤務の後、2014 年 8 月にアトラシアン株式会社に入社。ユーザーの皆様がアトラシアン製品を通じて最高なチームワークを体験できるよう、全力サポートします :)

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