新製品『JIRA Portfolio』発表: 「イニシアチブ」を閲覧、計画、管理

今日、JIRA Server において JIRA Portfolio が利用できるようになりました。Cloud 向けは 2015 年前半を予定しています。詳細はこちらをご覧ください。

今回は、JIRA ファミリーの新たなメンバーをお知らせできて興奮しています。その名も、JIRA Portfolio。多くのチームは開発パターンとしてアジャイルな手法を選ぶ中、複数のビジネスにまたがりアジャイルの規模を大きくする際に色々な問題に直面します。開発チームは、全開発サイクルを通じて状況、成果、そして予測に関する内容を伝え合う必要があります。プログラムマネージャーは、複数のプログラムにまたがるリリースを調整しなくてはなりません。管理者と幹部は、企業ポートフォリオが辿る進化についてハッキリとした洞察を得る必要があります。

JIRA Portfolio は、複数のプロジェクトやチームにまたがり単一かつ正確な表示を提供します。そのため組織は「イニシアチブ」(Initiatives) を効果的に検証、計画、そして管理できるようになります。開発者、チームリーダー、プロダクトオーナー、管理者、そして幹部ステークホルダーを含む組織の誰もが、全ポートフォリオにおいて同じ現状認識を得られます。

複数のチームをまたいで管理

アジャイルは、自己組織化チームに焦点をあてます。チームはバックログを構築し、一連のスプリントもしくはイテレーションを利用してバックログを処理します。プロダクトオーナーは、バックログを通じたチームのベロシティを利用する事で完了日を予測できるのです。

複数のアジャイルチームが共同で作業する時は、会社全体としての成果の追跡が困難になります。JIRA Portfolio では、一連のアジャイルチームにまたがる大きな作業ブロックである「イニシアチブ」を効果的に追跡する手法を組織に提供します。「イニシアチブ」は、より大きな作業アイテムを網羅する、異なるアジャイルチームからのエピックを組み合わせて作成できます。

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大きな作業の流れにおけるエピックを整理する事で、企業の誰もがポートフォリオの健全性に関する洞察を得ることが可能になります。開発チームは、JIRA Portfolio におけるロードマップを目にする事で、より大きな解釈をもって自分たちのコードの動作を把握できます。プロダクトオーナーは、従属チームによって供給された関連コンポーネントの進捗やリリース準備状況を簡単に追跡できます。管理者と幹部は、組織全体におよぶスケジュールを総体的に追跡できるようになります。

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チームを成長させ、生産性を最大限に高める

プロジェクト計画には、先に待ち受けている作業の範囲と種類に関する深い理解が求められます。また、デリバリーチーム、そして彼らがプロジェクトに寄与するスキルへの徹底的な理解も必要です。JIRA Portfolio は、作業に求められるスキルと、チームがもたらすスキルを連携させます。管理者は、プロジェクトの異なる段階毎に必要となるスキルの組み合わせを簡単に把握できる事で、専門チームのメンバーをフル活用できます。チームはまた、自己組織化チーム内で育成するにあたって、重要となるスキルの組み合わせも把握できます。

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作業を効率的にスケジュールに入れ、リアルタイムに対応

大きなポートフォリオを組織的にデリバリーするには、更なる計画メトリクスが求められます。JIRA Portfolio には、多数の作業の流れを追跡できる広範なリソース割り当てツールが備わっています。プロジェクトマネージャーと開発マネージャーは、作業のクリティカルパスの流れ、並びに担当チームに簡単に注目する事ができます。

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時として、需要が処理能力を超える場合があります。管理者とチームリーダーは、能力、範囲、そしてリリースの間隔が、いかにプログラムのデリバリーに影響を及ぼすかを簡単に理解できます。JIRA はチームもしくは個人レベルにおける予測作業を行えます。そして JIRA Portfolio は、チームと実際のリソースに基づいたリリース日の予測を行えます。更に、仮想ユーザーを利用する事で、管理者は将来的な雇用能力がスケジュールとロードマップにどの程度影響を及ぼすか、即座に理解できます。

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開発の現状をふまえ戦略を立てる

JIRA Portfolio は、高次元の「イニシアチブ」を組織全体の「テーマ」(Themes) に混ぜ入れる事で、更なる高次元の可視性を実現します。「テーマ」は、組織の戦略的目標と平行しています。JIRA Portfolio では、組織全体が最も高い次元において成果と内容を把握できます。JIRA Portfolio の豊富なレポーティング機能において、幹部は組織が目標とするリソース割り当てに対して、実際には何に時間を費やしているのか、この点に関する洞察を得られます。開発チームは、既に JIRA に深く慣れ親しんでいます。JIRA Portfolio は、企業の戦略的ビジョンと、JIRA 内に既に存在する豊富な開発エコシステムを繋げ合わせるのです。

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あらゆるレベルでイノベーションを追跡

ソースコードに対する JIRA の深い洞察力を組合せることで、ソフトウェアを扱う組織は今や組織の運営レベルから各個別コミットに至るまで、作業に関する完全な透明性を得る事ができます。JIRA は、企業の「イニシアチブ」から個別のチェックインに至るまで、全組織にとっての唯一真実の情報源となりました。JIRA は、あらゆるレベルにおいて適切な洞察力を発揮します。

アトラシアンは、JIRA Portfolio を JIRA ファミリーの一員に加えることができて興奮しています。我々は、JIRA Portfolio がアトラシアン、その顧客、そしてパートナーに対して、ポートフォリオレベルで革新する新たな機会を提供するものだと信じています。今後我々は、アドオンを作成するエコシステムに取り組みますが、それが JIRA Portfolio の可能性を更に拡げてくれる日を心待ちにしています。

更に詳しく知りたいですか? 2014年9月30日の火曜日、太平洋夏時間午前11時に JIRA Portfolio の無料紹介ウェビナーを開催しますので、是非ご参加下さい。以下を含む、JIRA Portfolio の主要な能力に関する概要をご紹介します:

  • 全員がより大きな全体像の認識を得られるようにしつつ、複数のソフトウェアチーム上におけるビジネスイニシアチブを計画・管理
  • 無数の個別プロジェクトやコントリビューターから手動でデータを取得する事無く、最新情報を入手
  • 変更内容がスケジュールとロードマップにどのような影響を及ぼすか、リアルタイムで計画

Martin Suntinger (JIRA Portfolio プロダクトマネージャー) 主催。今すぐサインアップ しましょう!


準備はできましたか?今すぐ JIRA Portfolio をダウンロードしましょう!

JIRA Portfolio トライアル

Cloud に関するアップデート

サミット 2014 での JIRA Portfolio の発表以来、お客様からの反響に圧倒されました。多くの皆様が、質問、コメント、さらに製品を改善するためのアイデアを提供してくださいました。この JIRA ファミリーの最新メンバーに対する皆様からのご興味に圧倒されつつ、引き続き私たちと連絡をとって頂くことをお勧めしてきました。

受け取ったメッセージの中ではっきりとわかったことは、JIRA Cloud を使用している皆様にとっても、この JIRA Portfolio をチームや組織への展開する機能が必要であるということです。私たちはサミットで、JIRA Portfolio をローンチすることを決めたとき、私たちは Server 向けを先に提供しようと決めました。それは単に Cloud 向けには、より多くの作業を必要としていたというだけの理由です。私たちは、Cloud 顧客においても当社の製品で可能な限り最高の経験を得てもらいたいため、Cloud 向け JIRA Portfolio のリリースを延期することを決めました。

ソフトウェア開発を行う人たちは皆、予測や推定が完全に科学的なものではないということを知っています ;-) しかし、前もって計画を立てることができるように、多くの皆様が、大雑把なスケジュールの提供を少なくとも求めています。私たちは来年前半、3 月あたりに、Cloud 向け JIRA Portfolio を提供できると思っています。この製品を完成させることは、私たちにとって最優先事項と考えていますのでご安心ください。お楽しみに!

継​​続的に関心​をもちご支援頂きありがとうございます。皆様と同様に私たちも興奮しています!

Anu Bharadwaj
Group Product Manager, JIRA

*本ブログは Atlassian Blogs の翻訳です。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2014 年 9 月 23 日 “Announcing JIRA Portfolio: View, plan, & manage initiatives

About Dan Radigan

Agile has had a huge impact on me both professionally and personally, as I've learned the best experiences are agile, both in code and in life. You'll often find me at the intersection of technology, photography, and motorcycling. Find me on Twitter! @danradigan.

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