Confluence 5.4 リリース: JIRA との連係がさらに充実

ソフトウェアの開発は高度なコラボレーションを含む作業であり、様々なチームに属する多数の担当者の協力が必要となります。関係者が非常に多いため、コードを製品として出荷するまでの開発スピードや透明性、品質を維持することには困難が伴います。ほとんどの「開発チーム」はこれをソフトウェア開発における不可避な現実として受け入れていますが、もはやそれは正しい考え方ではなくなりました。

素晴らしいソフトウェアの開発がここから始まる

本日リリースされた Confluence 5.4 では、これまで以上に ConfluenceJIRA が統合されました。同時に JIRA に Confluence を統合することにより、「開発チーム」が優れたソフトウェアをより短期間に開発できるようになりました。私たちは「シームレスな統合」を文字通りの意味で使います。私たちは、すべての「開発チーム」にとって、アジャイル ベストプラクティスを、最も簡単に実行できるプラクティスに変えることに成功したのです。

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アジャイル開発のフロー

詳細に入る前に、ちょっと話を戻しましょう。私たちは、ソフトウェア開発においてアジャイルなチームが経験する 4 つの重要なフェーズを見出し、それぞれのフェーズ間の移行を可能な限りシームレスにすることに注力してきました。

  1. 定義 – Confluence 上で製品の要件を標準化し、時間経過に伴うその変更をトレースし、管理する。
  2. 計画 – 要件を JIRA のストーリーに変換し、要件との関連のトレーサビリティーを常に維持しつつ開発をジャンプスタートさせる。
  3. レポート – 開発の進捗状況と成果に関してそのビジネスに関連する他の部署とのコミュニケーションを維持し、すべての関係者に必要な情報を提供する。
  4. 改善– あるスプリントが完了した時点でふりかえりを実施し、プロセスの問題点を洗い出してその改善策を実行する。

Confluence Team Collaboration JIRA Integration Agile Development

Confluence と JIRA: ふたつの製品、ひとつのフロー

JIRA を利用しているチームの半数は Confluence も利用しています。「開発チーム」は、作業のトラッキングを行うことができる JIRA 上で仕事をします。その他の「ビジネスチーム」は、要件、ドキュメンテーション、マーケティング計画、販売レポート、その他製品をコンセプトから商品に育てるための施策すべてに関して皆がコラボレーションを行うことができる Confluence 上で仕事をします。

今回統合された機能により、「開発チーム」とプロダクトマネージャーを含むその他の「ビジネスチーム」を隔てていたバリアが崩れ去り、リリース計画作成とそのトラッキングが効率化されました。その結果、要件の標準化、トレーサビリティーの維持、そして継続的改善を Confluence と JIRA との間を流れるひとつのシームレスなフローにおいて行うことが可能になりました。

1. 製品要件を定めて開発をジャンプスタート

優れたソフトウェアには優れた開発計画が必要であることから、私たちは Confluence における製品の要件定義を簡便化し、またその標準化とチームのプロセスに合わせたカスタマイズを可能にしました。製品要件ブループリントを用いることにより、プロダクトマネージャー、開発者、設計者など製品チームのすべてのメンバーは、それぞれが最もよく理解している要件を定義することによって、チーム全体として最初から高品質なソフトウェアの開発が可能な計画の策定に貢献できます。

要件を JIRA 課題へシームレスに変換

ユーザーストーリーのセットが作成され同意が得られると、次のステップはそれを「開発チーム」の JIRA バックログに取り込むことです。今回のリリースにより、これは Confluence 内で行うことが可能になり、コピー・アンド・ペーストも不要になりました。単に目的のユーザーストーリー (その他どのようなテキストでも可) をハイライトして、表示された Create JIRA issue (JIRA 課題を作成) ボタンをクリックするだけです。

Confluence Team Collaboration JIRA Integration Agile Development

JIRA 課題の作成に時間を費やすことはもうない

表中のテキストをハイライトした場合は、テーブルのすべての行 (このケースではすべてのユーザーストーリー) に対して課題を作成するオプションを選択することができるため、一度の作業で課題の作成が可能です。素晴らしい機能だと思いませんか?

Confluence Team Collaboration JIRA Integration Agile Development

2. 自動リンクによるトレーサビリティーの維持

Confluence は、新規に作成された JIRA 課題を要件定義ドキュメントに自動的に埋め込むため、プロダクトマネージャーは JIRA においてトラック対象となっている「開発チーム」の業務進捗状況を簡単に把握することができます。

Confluence Team Collaboration JIRA Integration Agile Development

Confluence は必要なすべてのものを相互にリンク

要件に関連したすべてのスプリント、エピック、課題がページの先頭に動的に表示されるため、プロダクトマネージャーは一つの画面でそれらを閲覧することができます。さらに、単にそれをクリックすることで JIRA の詳細情報が表示されます。

Confluence Team Collaboration JIRA Integration Agile Development

JIRA Agile からリンクされた Confluence ページへのアクセス

特定の項目について、開発者が Confluence の関連ドキュメントに素早くアクセスする必要が生ずる場合があります。要件定義の他、技術仕様、設計ガイドラインなど Confluence のすべてのドキュメントには JIRA Agile のエピックや課題との間で自動的にリンクが生成され、開発者はフローを中断することなく必要な情報を入手することができます。

Confluence Team Collaboration JIRA Integration Agile Development

3. Confluence 内の JIRA レポートを活用して進捗状況を連絡

プロダクトマネージャーや開発マネージャーの場合、製品リリースに向けての現状に関する問い合わせを頻繁に受けると思われます。関係者がチームの開発業務に信頼を置いていたとしても、進捗状況に可視性がないため、幾度となく問い合わせをしなければならなくなります。

今回のリリースにより、透明性が確保されるため、質問を受けることもなくなるでしょう。新しい JIRA レポート ブループリント によって最新のステータスレポートおよび変更ログの迅速な作成が可能となり、リリースに向けての進捗状況に関するコミュニケーションが改善されます。

Confluence Team Collaboration JIRA Integration Agile Development

4. ふりかえりの実施による反省と改善

アジャイル開発は「言うは易く行うは難し」であるため、私たちはアジャイル ベストプラクティスを Confluence に組み込みました。スプリントが完了するたびにチームプロセスに関する反省事項を洗い出し次のスプリントに向けて改善を実施することが重要です。これは Confluence の新しい ふりかえりブループリント を活用してふりかえりを実施することから始まります。

JIRA Agile から Confluence 内でのふりかえりをスタート

スクラムマスターが JIRA Agile におけるひとつのスプリントを終了すると、Confluence 上でのふりかえりをワンクリックで開始することができます。

Confluence Team Collaboration JIRA Integration Agile Development

うまくいった点、いかなかった点、次回には改善可能な点などを、タスクをアサインすることによって整理します。

Confluence Team Collaboration JIRA Integration Agile Development

もっと良いソフトウェアの開発を今日から始めよう

開発を阻害する日常的な軋轢から「開発チーム」を解放しましょう。新しくシームレスに統合された Confluence と JIRA を活用して、次のリリースに向けた開発計画を作成し、開発を正しい道筋に導きましょう。

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*本ブログは Atlassian Blogs の翻訳です。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2013 年 12 月 3 日 “Confluence 5.4: Integrated with JIRA like never before