SeanProfile.png*2010 年 10 月 27 日 Sean Osawa 投稿

 

本日は、日興システムソリューションズ株式会社を訪問し、開発統括部 大川一仁 部長、川原岳様、基盤システム開発部 田村和也様にお話を伺いました。日興コーディアル証券様のシステム開発、運用業務を中心とし、他の金融機関からのシステム受託開発なども行われています。開発統括部では全社のプロジェクトを横断的に支援する役割を担っています。(写真左から大川部長、川原様)

 

どのアトラシアン製品を使っていますか?

NikkoSS_Pic.JPG課題管理システムとして JIRA (ジラ)、情報共有のために Confluence (コンフルエンス)、ユーザーのID統合管理を実現するために Crowd (クラウド) を導入しています。これらの製品を基本的には全てのプロジェクトにおいて使用しています。また、社外のメンバーと情報共有する必要がある一部のプロジェクトにおいては、ホスティング型製品である JIRA Hosted を使用しています。

アトラシアン製品を使い始めたきっかけは?

課題管理の方法を社内で標準化しようと考えたのがきっかけです。2年ほど前にJIRAを導入したのですが、それ以前はExcel、自作ツール、オープンソースソフトウェアなどを課題管理に使用していました。JIRAのことを知ったのは、多くのオープンソースプロジェクトで使われているのを見たからです。

なぜJIRAを選んだのですか?

他製品と比較して機能が充実しており、価格も手頃だったからです。使ってみて万が一、弊社の開発スタイルに合わなければ使用をやめてしまってもいいと思える価格でした。他に検討していた製品は、途中で使用をやめることなどは考えられない高価な製品だったこともあり、採用しませんでした。

また、オープンソース製品との比較ですが、Bugzillaについては、システム構築がとても大変でした。Tracは一つのサーバーで複数のプロジェクトの管理が行えない点がネックでした。Redmineはワークフローのカスタマイズ機能が弱いと感じました。弊社の開発環境はパートナー企業の開発者の方も使っているため、承認プロセスなどをワークフローに追加する必要があり、ワークフローのカスタマイズの行いやすさは重要なポイントでした。また、JIRAは課題のタイプごとに異なるフィールドを定義できる点など、柔軟性が高いところが特に良いと思います。

 

社内Wikiはいつから使っていますか?

Confluenceは2年ほど前に、JIRAと同時に導入しました。ちょうどその頃、社内にある情報の一元化を検討していたためです。Confluence導入以前は、プロジェクトや部署毎にバラバラに情報を管理していました。MediaWikiやPukiWikiといったオープンソースのWikiソフトウェアや、ウェブポータルサーバー、ファイルサーバーなどを使用していました。それぞれにある情報を一箇所に集約して、「ここさえ見れば分かる」というような状況にすることが目的でした。

現在の課題は、Wiki ページへ情報を入力する社員を増やし情報を充実させることです。閲覧数は多いのですが、ページの編集、更新をする社員はそれほど多くないので、どのように増やしていけるかを考えているところです。

 

ID統合管理を行っているのですね?

crowd2.jpgはい。JIRA、Confluenceを1年ほど使用し、全社に本格的に展開することになった昨年、ID統合管理製品であるCrowdを導入しました。JIRA、Confluenceや、バージョン管理システムのSubversionのアカウントを一元的に管理しています。社員マスターとして使用しているActive Directory と連携させて、ユーザーID、パスワードなどの統合管理を実現しているのです。Crowdを選んだ理由は、JIRA、Confluenceと同じアトラシアン製品であるということと、価格が手頃だったからです。導入時の設定は少々苦労しましたが、現在は順調に動作しています。

 

何かプラグインは使っていますか?

Atlassian Command Line Interface プラグインを使用しています。プロジェクト開始時などに弊社の標準的なプロジェクト設定や課題の一括登録を行えるように、このプラグイン機能を利用するツールを自社で作成しました。このツールによりExcelに入力した内容をJIRAに自動で登録、設定できるのです。ツール作成の際には、Atlassian Developer Network のリソースを参考にしました。

jiratool1.jpgjiratool2.jpgjiratool2_sample.jpg

アトラシアンへの要望は?

NKSOL-OV.pngJIRAで進捗管理を行えるように、ガントチャートなどの機能があるとうれしいです。今のところ便利なガントチャートプラグインが無いので、一度 JIRA から出力して別のアプリケーションで進捗管理を行っています。またJIRAについてはプロジェクトがとても多くなっているので終了したプロジェクトを隠す機能があるとうれしいです。Confluenceについては、JIRA課題へのリンクを簡単に埋め込める機能があるとさらに便利だと思います。

アトラシアンのサポート対応はとても速く、丁寧なので感謝しています。また、購入者にソースコードを公開しているところなどは、弊社のようなソフト開発ベンダーからすると安心感があります。プラグインが多いのも便利です。

 

日興システムソリューションズの皆様、ありがとうございました!

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About Sean Osawa

2009年Atlassianサンフランシスコ入社。Channel Manager、Business Development、Ambassadorなどを担当。2013年に日本においてアトラシアン株式会社が設立され、マーケティングマネージャーとしてマーケティング全般を担当している。

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