どうして Atlassian は クラフトビールの会をやっているのか?

今年の6月から毎月第4水曜日に中目黒駅近くの「中目黒タップルーム」で Bar Atlassian というイベントを開催しています。ここでは、修善寺で醸造されている Baird Beer の 美味しいクラフトビールが飲めるドリンクチケットを2枚参加者の方にお配りしており、後は皆さん他の参加者の方と会話しながら自由にお楽しみ頂いています。

このイベントは、あえてアジェンダを設定していません。また、Atlassian の製品を使っていなくても気兼ねなくご参加いただけます。参加者の方は Jira をハードに使っていらっしゃる方や Sourcetree ユーザーの方、製品は使ってないけどチームビルディングに興味があるなど、皆さん目的はそれぞれで来られます。それでも、最後には多くの方に「スッキリした」や「楽しかった」とおっしゃって頂いています。

Trello ボードで Bar Atlassian のナレッジベースを作成しています。Baird Beer に関する情報や、写真などをご覧いただけます。>> ボードを見る

ただ参加者の方に、「Atlassian はビールの券をタダで配って、宣伝なしで大丈夫なんですか?」とたまに言われることがあるので、もう少しコンセプトについて詳しく説明したいと思います。笑

オープンな Bar (場) から生まれる会話

先日の Atlassian Summit で弊社の CEO 兼共同創業者の Scott がチームについて以下のように発表しました。>> 詳しく読む

「チームがオープンになると、すぐに信頼が生まれ、強いつながりができ、最速で活動できる。情報が自由に流れて正しい情報と文脈が全員に伝わると、クリエイティブなアイディアが解き放たれる」

Bar Atlassian をこれまで4回やってみて、アジェンダをなくし「オープンさ」をこのイベントで提供することで、チームや社内または業界の中だけでは得られない新しいネットワークやアイデアが生まれるということを強く実感しました。また、知らない人同士であっても、「どのビールにします?」や「これ美味しいですね!」という小さな会話から始まり、多くの方が夢中になって2時間喋り続けます。信頼といっては大げさかもしれませんが、ちょっとしたつながりが自分の今必要としていたヒントに変わっていくことを経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか?

Bar Atlassian は参加者の皆さまだけでなく Atlassian 社員にとっても、皆さんと信頼を持ってつながれる貴重な Bar(場)であり、市場でどのように皆様のお役に立てるかを考えるきっかけになる非常に有益な場だと思っています。実際に、Bar Atlassian での学びを実践するためのイベントやコンテンツを現在計画しています。今後も、随時適切な判断をしながら継続していきたいと思っています。

継続的な実践と検証

Bar Atlassian は、まだハック中のプロジェクトです。毎回参加者の雰囲気や前回のふりかえりを参考にして、毎回小さな改善を加えながら、参加者の皆様にとって価値のある Bar (場)を提供するために模索しています。

これからも、より多くの方にご参加いただくことで新しい課題やアイデアに出会えるのを楽しみにしています。また、ノンアルコールの飲み物もありますので、ビールが飲めなくてもご安心ください。是非皆様のご参加を心よりお待ちしています。

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