Atlassian Summit U.S. 2017 – Product Keynote レポート

生DJプレイが参加者をお出迎えした今年のKeynote。座席に置かれていたLEDリストバンドを装着して開始を待っていると、会場の照明が落ちてダンスパフォーマンスが始まりました。

まず登場したのはアトラシアン共同創設者兼共同CEOの一人、マイク・キャノンブルックス。例年通り、まずは今年のサミット参加者について:42ヵ国以上から集まった3,600人以上の参加者と、128セッションが実施される事に触れ、アトラシアンの顧客が90,000社を突破したこと、そしてその中の何百、数千というチームを支えていることを誇りに思うとともに、それを一緒に実現してくれているパートナーとすべてのお客様への感謝の言葉を述べました。


そこから、チームワークに関してアトラシアンが大切にしている信念「オープンであれば、チームで成し遂げられる事の可能性を最大限に引き出す事ができる」を軸に、アトラシアンの新しいロゴについての思いを語った後、アトラシアンの製品や取り組みに関わる各人をステージに迎え、下記テーマについて話がされました。

  • Trello
  • お客様ストーリー
  • サーバー&データセンター
  • ソフトウェアとサービスチーム間の連携
  • アトラシアン製品デザイン
  • チームワークの未来とアトラシアンの方向性
  • Atlassian Teamwork Platform
  • Stride

「オープン」という理念と新ロゴに込められた思い

オープンであることはアトラシアンにとって新しい事ではなく、Jiraは技術者と非技術者が協働できるオープンなプロジェクトシステムのために作られたものであること、Confluenceはまず共有文書を作って、必要に応じて閲覧などを制限できる仕組みだという事を例に、いかにオープンであることがチームワークに関係するアトラシアンの製品や哲学にいかに行き渡っているかが説明されました。

そこから、この度発表されたアトラシアンの新しいロゴに込められた思いの話へ。
画面に大きく映し出されたのは、マイクが2002年当時にMacromedia Fireworksを使って書いたアトラシアの初代ロゴ。

当初テクニカルサポートを提供する企業としてスタートしたアトラシアンでしたが、高校時代に古代ギリシャについて学んだマイク青年はギリシャ神話に登場するアトラスに惹かれていたこと、「最高のカスタマーサービスを提供すること」を企業DNAの核としていたために、天が落ちてこないように支えるという初めてのサービスを提供したアトラスをモチーフにしたことを話します。社内では、親しみを込めてこのロゴを「チャーリー」という名称で呼んでいることに触れ、そこからのロゴの変遷を「足の一部を失ったり、数々の手術を受けてきた」としてコミカルに紹介。そのような変化の中、一人で立つチャーリーは「最高のサービス提供」を未だ企業DNAに残しつつも、アトラシアン最大のミッション「チーム」を支援することをもはや表してはいなかったことに加え、小さなテクニカルサポート企業から大きく変化を遂げた企業として、ロゴを変更するタイミングが来たと、その経緯を説明しました。

新しいロゴについては、例えば二つの柱がお互いを支え合って強化している姿がサポートを、寄り添う二つの頭が思いやりを、2層の船が競争を、山の輪郭が挑戦や冒険を、そしてもちろんAという文字を表し、アトラシアンの将来像がうまく反映されていると力強く解説。企業ロゴだけでなく、全製品ロゴが刷新された理由についても、個々の製品の特徴を表す必要があることはもちろんのこと、ファミリーの一部であることを表現するための変更であり、さらにロゴだけでなく、製品そのものへの変更へも共通の思いが込められているとして、カンファレンスの2日間で聞く事になるであろう話への期待を高めたところで、椅子の下を見るように指示するので見てみると、会場の参加者の「アトラシアンプライド」を自慢してもらうためのプレゼントとして、新ロゴのステッカーとピンバッジが貼り付けられていました。光るフルーツの上に貼ればかっこよく光るアトラシアンロゴになるし、そうではないラップトップでも、まぁかっこ良いでしょうと会場の笑いを誘いながら、これまでの15年で成し遂げてきたことへの誇りと、これからの15年への期待を込めて、新しいロゴのイメージビデオで新ロゴに関する話が締めくくられました。

こんにちは、Trello

続いて登場したのはTrelloのマイケルとニキータ。会場の中でTrelloを使ったことがある人に挙手をしてもらい、知らない人のために簡単な紹介からスタート。

Trelloを付箋紙に例え、裏に会話やチェックリストなどを追加し、リストやグループに整理して他者と共有できる、パワフルなツールであると説明。その上で、殆どの人が「チーム」に言及するときは仕事上のという文脈で話をするが、人は家族や友人など様々なチームに所属して生活していて、Trelloが仕事意外でも活用できる例としてニキータが友人とNYCで運営している読書クラブでTrelloを使っている話や、夫婦の様々なやりとりに使われている例で、婚姻関係のような複雑なタスクまでも維持可能としてどんな場面でも使えるTrelloをアピールします。

最近追加された機能として、複数のボード間のカード同士をリンクする機能について言及し、これにより複数のボードで作業する複数のチームが、自分のチームのボードを見ているだけでリンクされた情報も確認することができるようになったと紹介されました。また、日々それぞれが利用している各種ツールやワークフローと連携できる事が重要として、アトラシアン製品を始めGithub、Slack、Dropbox、Zapierなどとの連携ができることと、自分で各種連携を作ることができると説明。さらに、Trelloの中に他のツールの情報を持ってくるだけではなく、外部にその企業を拡張することも可能だとして、Microsoft TeamやDropbox、Confluenceに組み込まれたTrelloカードやボードを見せました。

続いて、いつでもどこでもTrelloを使うために、Web、モバイル、時計などで利用できる現状に加え、デスクトップ版の提供開始を発表。

そして最後に、世界中でTrelloの利用者数が25,000,000を超えたことを発表し、広めてくれた全ての人に感謝の意を表して、サミットの参加者に対してTrello Goldを3ヶ月無償で提供することが発表されました。(詳細は、trello.com/summit へ)

お客様ストーリー

ここで話はお客様における事例へ。アトラシアンでコミュニティ活動を支援するレスリーは、アトラシアンが変えた企業文化やプラクティスについて多くのお客様から話を聞く機会に恵まれていますが、殆どの場合、社内の推進力となる「チャンピオン」となる方の存在があり、自分のチームから初めて社内のあらゆるチームを支援して広がっている例が多いと言います。

また、そのような方々は、自社だけでなく、社外にも支援の手を差し伸べているとして、毎日多くのユーザーからの質問に回答しているチャンピオンの紹介と、そのような方々に支えられているアトラシアンコミュニティに感謝の言葉を述べます。続いて、アトラシアンが組織を変えた話の代表として、血液癌の研究と、移植に関する支援を病院に提供しているBe the MatchのCIOが登場。アトラシアン製品が、医療のプロフェッショナルからITチームまでを巻き込んで、医学の進歩のスピードに合わせたシステム開発と、情報共有が促進したお話を共有くださいました。

拡張を続けるサーバーとデータセンター

次に、サーバーマーケティングをリードするキャメロンが登場し、アトラシアンを全社内で活用する際にどのようにスケールさせるかについて、Agile、DevOps、インフラの強化という観点から話がされました。

Agile

アトラシアンは、あらゆるチームが最適な方法でアジャイルプラクティスを採用できるように努力してきたことに触れつつ、バックログだらけのボードになってしまうカンバンの問題点を解決するためにカンバンとスクラムを組み合わせ、カンバンボードのための専用のバックログキューであるカンバンバックログ(またはカンプラン)を昨年クラウド版で発表し、それをサーバー版およびデータセンターに展開したことを説明。また、自立性とスピードを維持しながらトップダウンの可視性とコントロールを確保して複数のアジャイルチームをスケールするために、JIRA Software、Bitbucket、およびBambooにて、プロジェクトごとの管理権限を可能にしたことが説明されました。

そして、Agileのスケールに欠かせない製品としてPortfolio for Jiraの話。新しく搭載されたディペンデンシー レポートによって、同一プラン内で依存関係にあるすべての課題を見ることができるため、依存関係の確認負荷が大きく軽減されます。また、複数のプランが必要になるような大規模プロジェクトのために、全てのプランを俯瞰したビューを提供するPortfolio Programという機能が搭載されました。

さらに、コミュニティでも熱望されていた機能ですが、これまでグローバル権限で管理されていた優先度について、プロジェクトレベルで設定が可能になります。

DevOps

DevOpsの根底にあるのは、あらゆるステークホルダーを、顧客にフォーカスした効率的に動く単一のユニットになることにおける、文化とコラボレーションに関する課題であると明言した上で、そのためにアトラシアンができる事として、ベストプラクティスを公開することと、テクノロジーを進化させることだと説明。 DevOps ゲームプランやDevOps成熟度モデルなどの提供に加え、BambooにおけるConfig as Codeのサポートをあげました。また、DevOpsの採用に役立つアプリケーションをまとめたDevOpsマーケットプレイスを作ったことを紹介しました。

インフラの強化

大規模な拡張性をサポートするためにこれまでデータセンターになされた機能的な改善や、データセンターファミリーに最近加わったHipChatとCrowdをおさらいし、堅牢性の確保に必要な各種機能を、各社の特定の環境でテストできるパフォーマンステストフレームワークを、まもなくJira Software用に公開することが発表されました。
また、自社の環境ではなく外部にホストするケースに対しては、これまでAWSのサポートを強化してきましたが、さらにMicrosoft Azureをサポートし、Azure ソリューションテンプレートをJira Softwareデータセンター製品で提供することを発表しました。これでデータセンターのクラスタを、数分でAzureにデプロイ可能になります。

そして、今後もエンタープライズ機能を強化し続けるクラウドに話を移し、エンタープライズ企業のユーザー管理やセキュリティ周りの要望を満たすための新クラウド製品、Identity Mangerを発表しました。これにより、二段階認証やSAMLがサポートされる他、テクニカルサポートのSLAも優先されます。

最後に、これまでクラウドでしか提供されていなかったクラウドアプリについて、まずはConfluence Mobileのベータ版をまもなく提供、その後にJiraも提供されることを発表して、キャメロンの話は終わりました。

ソフトウェアとサービスチームの連携

続いてJensとMeganによって、アトラシアン製品がいかにして各種チームの連携に貢献し、成功を収めているかについて話がされました。

ソフトウェアは、開発者とコードだけでなりたっているわけではなく、マーケティング、デザイナー、運用など、素晴らしいソフトウェアの構築と管理にはチームが必要。そのチームが密に連携するには、それぞれ使っている別々のツールも密接に連携させることが重要として、まずはBitbucket pipeline によって、DevOpsをサポートする機能をBitbucketに直接組み込んだこと、BitbucketからJiraにあるチケット詳細情報を確認したり更新したりできるようにしたことを紹介しました。さらに、デザイナーがJiraのチケットに最新のデザインを添付しやすいように、Sketch等のデザインツールから直接アップロードできるようにJiraとの連携を強化したことを発表しました。Sketchの他、AdobeやInvisionとも連携のための取り組みを進めていると説明しました。

また、実にBitbucketの40%のユーザーが使われているというTrelloボードを、リポジトリに追加できるようになったことが発表されました。Bitbucketがメインで仕事をしている人は、他のチームとの協働を整理しているTrelloボードを確認するために、Bitbucketを去る必要がなくなります。

さらに、素晴らしいソフトウェアを維持していく上でチームの一員であるお客様との接点であるJIRA service deskもさらに改善されているとして、ブランディング等のカスタマイズが容易になったカスタマーポータルや、国際化対応について、また外部のWebサイト等にJira Service Deskの各種機能が組み込み可能になったことを発表しました。


最後に、CRM等の外部システムとの連携が可能なように、APIが強化されていることを紹介し、チームのつながりが大事であることを強調して、次の登壇者に移ります。

アトラシアン製品のデザイン

アトラシアン製品は、開発に関わる人々のためだけではなく、非技術者を含むあらゆるチームが使う製品であることに触れ、そのためにあらゆる人が簡単に使えることを考えているというところから製品デザインの話は始まりました。製品にできる事が増えると複雑度が増しますが、その強力な機能は失わずに、より直感的で簡単に利用できるようにするため、つまりSimple+Powerful=Simply Powerfulと呼ばれる取り組みが2012年から始まっていたと話します。デザインとは綺麗な絵だけではなく、ユーザーの体験を数値的に捉え、より使いやすくするにはどうすれば良いか、UIデザインのざまざまな手法を駆使し、改善を続けているとして、Confluenceを例に編集機能の表示の仕方を整理したり、レイアウトを変更したり、共同編集者を2クリックで参加させることができるなど、使いやすくなったUIを紹介しました。

モバイルでは、直近に作業していたところから再開できるようにした他、簡単な作成や編集機能でモバイル作業をより支援できるようにしました。ほぼ全てのデザイン要素を再考し、シンプルに読みやすく、作業しやすいような改善がなされています。

さらにその考え方をJIRA Softwareにも展開し、一からクラウド版の体験が考え直されました。例えば、ボードの設定。設定画面に行かずとも、ボード上で、カラムを作ったり、並べ替えたり、課題を編集したりできます。また、課題ページのコンテンツをより意味のある方法でグループ化して、すっきり見やすく、集中しやすくしています。トランザクションとステータスの変更も一体化され、進捗の変更も容易になりました。そしてこれらの殆どは、まもなく利用可能になります。
他に取り組んでいる事としては、管理者でなくとも、プロジェクトの作成や設定をできるまでに簡易化することです。

そして、変化は人によって捉え方が様々なので、一人一人の声が重要だと訴え、フィードバックをお願いしてステージを後にしました。

ここで配られたLEDリストバンド活躍の時間登場です!長くなった基調講演参加者の脳休憩のため、輝きだしたリストバンドでウェーブしたり、ダンスしたりと誘導されてしばし会場がエクササイズモードに包まれます。最後にはマイクが登場してMCのドミニクとダンスバトル。心臓発作を起こしてしまう前に・・・と切りのよいところで休憩を終わりにし、再びセッションの続きです。

チームワークの未来とアトラシアンの方向性

セッションは再びマイクの話に戻り、複雑化する世の中と、アトラシアンの方向性について話がされました。

予測不可能な世界、一人で解けない問題、複雑化するチームワーク。しかし、それらを解決するために活用できるテクノロジーがあるとして、AI、機会学習、多くのデータなど、ますます賢くなるソフトウェアと、音声、AR、VRなど、そのソフトウェアとの接点の変化をあげ、それに合わせた新しい働き方をみつける必要性を訴えます。

アトラシアンがひとつの良い例です。2,000人以上が世界中に分散しつつも、1つのチームとして様々なものを生み出していることに言及し、 15年間あらゆるドメインで人々のコラボレーションを可能にする製品を生み出してきたこと、この5年の間はその製品の周りに力強いエコシステムを生み出してきたと説明しました。ただ、予測不可能な世の中におけるチームワークは、ソフトウェアとツールだけでなく、チームがどのように働くか、文化と他者との関わりを変えていく必要があるとの認識から、近年はチームワークに関するベストプラクティスの共有も始めたことを説明します。

そしてこれからも、それらを繰り返し改善しつづけますが、新たにすべての製品を横刺しにする、よりチームが組織の社内外の人々と協働しやすくようにするための基盤、Teamwork Platform を提供していくことを発表しました。

Atlassian Teamwork Platform

そこでステージにAnuとSteenが呼ばれ、Teamwork platformについて、3つの柱:人、エレメント、ホームに即して説明を始めます。

まずは適切な人を適切なタイミングで適切につなげる機能として全ての製品共有のプロファイルについて。その人のプレゼンス、所属しているチャットルームや関わったプロジェクトの他、一緒に作業したドキュメントなども確認できるので、素早く目的の文書を拾い出すことができます。

次にエレメント。10数年チームのための製品を作り続けてきたアトラシアンには、チームが一緒に仕事を完遂するときに共通の協働パターンがあることが見えてきました。そのパターンをエレメントと呼び、3つのカテゴリに分類しています。1つ目は重要な仕事を取り込むもの、2つ目は考えや性格を表現するもの、3つ目は仕事と人を紐付けるものです。

いくつかのエレメントはすでに既存の製品に組み込まれていますが、いくつかは新しく作っているものです。例えばみんながよく知っているメンション。Confluenceの中で人をメンションするということは、背後では別々の場所にいる人をつなげ、次のアクションを促すのに必要な情報を与えるということを、Confluenceという場所を離れずにやっていることです。アクション、ディシジョン(意思決定)、コメント等における基本的なワークフローも同じです。一人で作業を始め、他者を巻き込む段階になったら、その同じ場所から、考察を止めずに文脈内で巻き込めるのです。

Teamwork Platformなら、Confluenceで実現できている事は、すべての製品で実現できます。他に、リアクションという新エレメントが導入されます。例えば、Jiraのコメントにいいね!をしたり、多彩な絵文字で気持ちを表現できるようになります。最後のエレメントは人と仕事の紐づけです。アトラシアン製品を利用していると、製品のリンクを共有することは何度もあることですが、そのリンクが見つからないとイライラするものです。新しいリンクエレメントでは、例えばJiraのチケットにリンクを挿入したい際、すべてのアトラシアン製品で自分が作業してきたリンクを確認または検索することができ、ワンクリックでJiraの課題に追加することができます。

最後にHome。Homeは、スマートなレコメンデーションエンジンの上に作られていて、自分にとって最も重要な仕事を常に一番表面に表示してくれます。アサインされたタスクや、JiraチケットやConfluenceページなど、最近多くの時間を費やしているもの、あるいは毎週更新する議事録などを学習し、適切なタイミングで表示してくれます。

また、あらゆるツールを介してされる通知も、スマートなルゴリズムを元に重要なものを判断し、同じ単一のビューに表示してくれます。

そして、昨年のSummitで初期段階のHomeがプレビューされましたが、本日から全てのConfluenceクラウドまたはJiraクラウドカスタマーに対して提供されることが発表されました。終わりに、アトラシアンのクラウド製品は、全てこのTeamwork Platformをベースに構築されることに触れ、よりオープンでつながった仕事の仕方を可能にすると締めくくりました。

Stride

長かった基調講演の最後は、最近発表され、このTeamwork Platform基盤の上に作られている最新の製品、Strideの紹介。


Strideについては、こちらに詳しいブログがありますので、そちらをご参照ください。

再びマイクが登場し、明日の基調講演では社長のジェイがアトラシアンの文化に対する様々な取り組みに対するご紹介をしたのち、質問に答えるQ&Aセッションになることを説明し、atlassian.com/ask から質問事項を投稿するように参加者にお願いして、基調講演の幕を閉じました。皆様もぜひ、質問があれば投稿してみてください。

尚、本日の基調講演の内容は、下記から録画で見ることができます。お時間のある時にご覧ください。

今年の基調講演を振り返ってみての私見としては、製品ひとつひとつの機能の追加や改善についての紹介や発表というよりは、世の中の変化に合わせて、進化するテクノロジーを活用して新しい働き方をみつける必要性と、またそのケイパビリティを存分に生かすために組織文化としてオープンである必要性をすべての組織に投げかけつつ、アトラシアンという会社が15年間提供してきた価値の意味をここで立ち止まって再考し、これから新たなロゴと共に歩み出すアトラシアンの所信表明のような基調講演であったような気がします。

明日は、早くも最終日。午前中の基調講演では、アトラシアンが大事にしている企業文化について社長のジェイによるセッションとQ&Aが展開されます。

ご都合のつく方はライブでご確認ください!

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