【AUG Tokyo レポート】JIRA の使えるグラフいろいろ/ JIRAのコメント番号 / Confluence の画像表示

今回は、Atlassian User Group Tokyo (アトラシアンユーザーグループ東京; 訳して AUG 東京)のリーダーを務めていただいている株式会社エウレカの梶原成親さんに、 1 月に開催された第 5 回アトラシアンユーザグループ カジュアルトーク のレポートを 2 回にわたって寄稿していただきました。

アトラシアンでは、ブログを寄稿してくれる方を募集しています!ご興味のある方は是非 japan-marketing@altassian.com (担当:犬山) までお問い合わせください。

アトラシアンユーザーグループ とは アトラシアン製品のユーザが主体となってユーザ同士の交流イベントなどを実施しているコミニュティになります。アトラシアンにはコミュニティサポートプログラムがあり、そのサポートを受けながら活動しています。世界のいたるところにコミニュティが存在しており、日本についても 東京だけでなく名古屋、大阪、広島などのコミニュティがあります。

関係者はアトラシアンユーザーグループ (Atlassian User Group) の頭文字をとって「AUG」と略して呼んでいます。私は「エーユージー」と発音していますが、アトラシアン社内では「オグ」と読んでいるようです。世界各国の AUG を統括しているサイトが こちら にあるので、ご興味ある方はアクセスしてみてください。AUG 東京の活動状況は、こちらのページ から確認することができます。

アトラシアンユーザグループ カジュアルトークとは

2016年から始めた、LEAN Coffee形式 を利用し、10名前後で特定のスピーカを設定せず、参加者の聞きたいことや知りたいことを実際の製品を触りながらゆるく意見を交わすカジュアルなイベント。アトラシアンユーザーミーティングの合間に月一で開催しています。

この日参加者から共有された質問

では、いくつかの質問について回答していきたいと思います。

Confluenceの画像表示が遅いことについて

他の参加者の過去の経験から、以下の提案がありました。
  • Google Chromeのデベロッパーツールを使って、Confluenceの該当ページでどこのレイヤで遅くなっているのか確認する。
    (この参加者の経験ではProxyの認証でのシーケンスがすごく遅かったのを検知できた。)
  • Confluence画像のプロパティを設定すると、JVM上での描画で時間がかかるので、なるべく使わない
などの意見がでました。

JIRAのコメントにナンバーがつかなくて、過去のコメントの返信ができたら嬉しい

現在、Bugzilla を使っていて、JIRAに移行中の参加者から出た意見です。Bugzilla にはコメント毎にナンバーが振られていて、パーマネントリンクがすぐに共有できる機能があります。また、返信機能があって、ワンクリックでインラインコメントができるようになっています。現在これらの機能は JIRA には搭載されていませんが、こちらで 機能リクエスト がされていますので、是非同じ課題がある方は投票してみてください。
今できる対処として、Javascriptsを埋め込んで対処する方法がありましたが、残念ながら動作する保証がないようです。

JIRAで色々なグラフを作成したい

グラフィカルなグラフの作成方法について質問がありました。JIRAでは、その時点でのチャートを出力することが可能なのですが、
過去時点のデータを組み合わせてチャートするのは、JIRAは不得意です。(例:1週間毎のOpenのままのIssueの数を使った折れ線グラフなど)
問題を解決する方法としては、Confluenceを使って、JIRAマクロ と Chartマクロを組み合わせて表示させる方法があるようです。その他、Confluenceのチャート関係のマクロとしては、以下のプラグインが便利です。

 

最後に

このような雰囲気で、カジュアルトークでは参加者同士の会話を重視している会になっております。管理者及びユーザの立場の方でアトラシアンツールを使用する際の知見や疑問、質問などをお持ちで解決したいことをお持ちの方がいらっしゃれば是非参加してください。また、4月は講義型のユーザー会を予定しております。こちらも是非お気軽にご参加ください。

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