アトラシアン、Apple を支持してユーザーデータセキュリティを重視

アトラシアンは、世界各国あらゆる規模の企業やチームに製品とサービスを提供しています。顧客のアトラシアンへの信頼は当社の事業にとって不可欠なものであり、顧客のプライバシーを尊重しデータを安全に保つことで今後も信頼に応え続けなければなりません。それがまさに当社が Apple をサポートするために法廷助言人として Airbnb、Automattic、CloudFlare、eBay、GitHub、Kickstarter、LinkedIn、Mapbox、Medium、Meetup、Reddit、Square、Squarespace、Twilio、Twitter、Wickr と共に意見書に社名を連ねた理由です。Apple は、顧客の iPhone に簡単にアクセスしてデータが入手できるよう FBI にバックドアの作成を要求され、それに反対していました。

FBI は裁判所に対し、Apple に新しいソフトウェアの作成を命じるよう要求しています。それは Apple の開発者たちが何年も費やして開発した製品のセキュリティを台無しにするものです。 政府の主張ではこの件は特定のスマートフォンに限定されるとしていますが、当局が同じ論拠でセキュリティ対策をさらにむしばむことが容易に想像できます。しかしユーザーはさまざまなデバイスでデータが保護されていることを信頼しています。

誤解のないように言うと、アトラシアンはテロリストに共感しているわけでも、当社の製品やサービスで他人に危害を加えるような悪者の肩を持つわけでもありません。当社はこの点を使用許諾方針で明確にしています。さらに、Apple や他の法廷助言人が述べているように、アトラシアンはあらゆる犯罪の法的調査を支援しています。

しかしこの支援をもってしても、既存のセキュリティ対策をバイパスするという目的のために完全に新しいソフトウェアを開発するまでには至りません。そのようなソフトウェアは、何も悪いことをしていない大部分のユーザーのセキュリティを犯す波及効果が明らかであり、技術製品やサービスに対する顧客の信頼を失うことになります。

私たちの意見書には主な論点が 2 つあります。

第一に、私たちは政府の国家安全保障という仕事の重要性は認めていますが、FBI の要求は顧客の技術製品に対する信頼を著しく損ない、インターネットの基本原則、すなわちプライバシー、セキュリティ、透明性を侵害するものと考えています。

第二に、私たちはニューヨーク東地区連邦地方裁判所の同様の判例で裁判所が作った事例を何度も繰り返し申し上げています。つまり、ある状況で警察はユーザーデータにアクセスするようサードパーティに支援を求める頑健な法的フレームワークを、すでに議会は構築しています。この法的フレームワークには、政府が今回求めているようなことは含まれていません。代わりに政府は 1789 年に最初に作成された法律に頼っています。その法律は議会に発言力がないときに「ギャップフィラー」となって司法が効果的に機能することを意図しています。そのような法律では、警察が現在求めている力を与えないと議会が選択した場合に、司法が法的要件を回避することはできません。

Apple の側に立つことで、当社は世界中の人たちのプライバシーとセキュリティを保護することを支持します。



*本ブログは Atlassian Blogs の翻訳です。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2016 年 3 月 8 日 “Atlassian stands with Apple to support user data security