JIRA 6.4: リリースハブで確認し、自信を持ってリリース

JIRA 6.4 はチームが自信を持ってリリースできるようにすることに注力したため、いつでもストレスなく製品を出荷できるようになりました。JIRA 6.4 の素晴らしさについて深く掘り下げる前に(新しい JIRA と HipChat のインテグレーションの話はご覧になりましたか?)、これまでの記憶を整理してみましょう。

JIRA 6.1 では、簡単かつ効率的なベストプラクティスであるブランチ作成機能が追加されました。JIRA 6.2 は、JIRAの課題に開発パネルを導入することでブランチ作成を更に一歩押し進め、プランチを作成後は豊富なコンテキストを提供できるようになりました。次に、JIRA 6.3 は自動的な課題の遷移によって時間とスピードの節約を可能にし、開発者が JIRA と自身の開発環境の間を行ったり来たりする必要性を排除することで、全員が最新状態を把握できるようにしました。

そして、遂に・・・(ここはドラムロールの演出をお願いします)。JIRA 6.4 ではリリースハブを導入することで、更なる大きな一歩を踏み出すことになりました。これは、あなたのチームの次のリリースに関するリアルタイムの可視性と最新ステータスを一箇所で提供し、常に簡単に確認できる、単一のダッシュボードです。しかも、それだけではありません。JIRA 6.4 には、他にも沢山の新機能が満載です。さあ見ていきましょう!

 

本当に完了したことを確認して自信を持ってリリース

優れたソフトウェアの出荷が大きなストレスとなるのには多数の理由がありますが、ソフトウェアチームが直面する問題の中で最も大きな障害となるのが、予定されているリリースに関する関連デプロイ情報を一箇所に集積できないという点です。コードの完全性や本当のリリースの準備を確認する作業は、チームメンバー全員にとって頭の痛い、非常に時間のかかる手動行程になりがちです (数日でリリースという時は特に!)。リリース行程を健全な心持ちで行えるよう、JIRA 6.4 は最新のリリースハブを導入します。これは、あなたのチームが既に熟知して愛用している、あらゆる開発ツールと深部まで統合された単一のダッシュボードです。

JIRA 6.4 Release Hub

ステータス更新の長々しい会議や、絶えず誰かが質問してくる日々はもう終わりです。JIRA 6.4 はコードと連係のとれた JIRA になり、開発ツールと対話することで、レビューの済んでいないコード、マージされていないプルリクエスト、そして機能していないビルドをハイライトし、これら全ての情報をリアルタイムでリリースハブにレポートします。お使いの開発ツールと直接対話するため、JIRA 6.4 では開発者、開発マネージャー、そしてプロジェクトオーナーが貴重な時間を割いて、リリースの準備に関する情報を追いかける必要がなくなります。更に、リリースハブは、チーム全員に対してリリースの本当のステータスの正確な情報を提供できます。課題が終了して完了済とマークされているものの、コードレビューが忘れられている場合が時折ありますが、リリースハブはそのような場合でも積極的にフラグを立てます。リリースの準備度は全てのプロジェクトの開始時点から記録されるため、リリース日が近づいてきた場合でもコードの準備は万全であると安心できます。

JIRA 6.4 Release Hub

クリック一つでワークフロー検証

JIRA 管理者に朗報です。JIRA 6.4 が、新たなワークフロー検証機能を導入します。このツールは、あらゆるワークフローにおける潜在的な課題を素早くスキャニングして特定することで、ワークフローのトラブルシューティングとデバッグをクリック一つで可能にします。 これには、ワークフローとはつながっていないステータスの自動フラグ立て、無効な遷移のハイライト化、並びに許可と検証エラーの顕在化も含まれます。これらのエラーを特定することで、JIRA 管理者はワークフローを素早く簡単に修正できるため、チームの作業も遅れません。これからは、JIRA 管理者も開発者も、恐ろしい程までに長々しいバグの修復予測と向き合って困惑する必要もありません。

JIRA 6.4 workflow validator

素早く開始するためのチュートリアル

リリースハブとワークフロー検証機能は、開発者が時間を有効に使えるようにするため、彼らが自分たちの大好きなことにより多くの時間を費やして、素晴らしい製品を作れるようになります。JIRA 6.4 は、直観的オンボーディングという、チームメンバーの時間節約に役立つもう一つの機能を追加しています。新たなチームメンバーが JIRA に初めてサインインする際、その人は JIRA の基本に関する簡単なチュートリアルを受けます。この新メンバーは基本をしっかり抑えた後、重要な内容、即ち抱えているプロジェクトにしっかりとその時間を費やせるようになるのです!

JIRA 6.4

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*本ブログは Atlassian Blogs の翻訳です。本文中の日時などは投稿当時のものですのでご了承ください。
*原文 : 2015 年 4 月 7 日投稿 "JIRA 6.4: Release with confidence and sanity"